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保育士の働き方は変化します~人生100年時代の保育士(1)~

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保育士の働き方は変化する

ホイクシルを運営している保育の黒子です。

人生100年時代の保育士の働き方をお伝えしようと思います。

今回は、人生100年時代の保育士の働き方 前編をお送りします。

 

前編を一言でいうと、

「人生はマルチステージ化し、保育士だけでは生きていけない」

ということです。※マルチステージについては、後ほど。

まずは、なぜ、いまの働き方ではいけないのかをお伝えします。

働き方の変化を強いられるポイントは以下の3つです。

  • 平均寿命の変化
  • 人口構造の変化
  • テクノロジーの変化

平均寿命の変化

みなさん、日本人の平均寿命はご存知ですか?

2018年の厚生労働省が出した「平成29年簡易生命表」によると、女性が87.26歳、男性が81.09歳でした。平均寿命は常に延び続けていて、今後もまだまだ延びるといわれています。

また、書籍「ライフシフト」によれば、2007年生まれの子供の50%は、107歳まで生きるようです。

つまり、現在、20~30代の方は、もしかしたら100歳まで生きるし、90歳まで生きるのは当たり前の時代になってきているのです。

 

90歳まで生きことを想像してみてください。

※記事のタイトル的に、「100歳まで生きる」で問いかけるべきですが、現実ラインとして90歳にしてみました。

 

少しは、考えられたでしょうか。

 

いま、、こう思った方は危険信号です。

「わたしは、ぽっくりと60歳で亡くなるから大丈夫」

「旦那(みらいの旦那)がいるから、なんとかなる」

 

このような楽観視はとても危険です。

90歳まで生きる確率と60歳で亡くなる確率を考えたら、明らかに90歳まで生きる確率が高いです。それなのに、60歳でなくなるから大丈夫と思ってしまうのは、「90歳まで生きると良いことがない」と直感的に感じてしまっているからです。

その直感は正しいです。なにもしなければ、90歳まで生きることは苦痛になってしまうかもしれません。

また、旦那さんがいる方も、安心できない時代に突入しかけています。

この後の社会変化の部分でもお伝えしますが、男性が働き、女性は専業主婦というライフスタイルは選択しずらい世の中に変化しています。

社会の変化

高齢者が増える分、子供が増えれば問題ありません。

しかし、日本はご存知のように少子化問題を抱えています。

 

子どもが減ることとどうなるのでしょうか?

 

当然ですが、将来働く人が減ります。現役バリバリで働くひとを「生産年齢人口」と呼ばれていますが、今後どんどん減ることが予測されています。

こちらの図で緑の部分が生産年齢人口です。どんどん減っています。

(出典)2010年までは国勢調査、2013年は人口推計12月1日確定値、2015年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果

 

では、働く人が減るとどうなるのでしょうか?

 

国の税金が減ります。給与をもらうと所得税、住民税などが取られますよね。働く人が減れば、所得税や住民税を納める人が減るので、結局国の税金は減りますよね。

 

人口自体が減るんだから、税金が減っても大丈夫なんじゃない?と思いませんか?

 

残念ながら、むしろ税金がもっと必要になるのです。なぜでしょうか。

ヒントは上の図の赤い枠の部分をご覧ください。

 

はい、高齢者が増えるのです。国の税金は、医療・介護・年金等の給付に使われています。

例えば、私たちは病院で診察をしてもらったら、治療費の30%しかお金はかかりません。残りの70%は誰が負担しているのでしょうか?(すべてではありませんが)税金から支払われています。

なので、高齢者など医療機関や介護施設にお世話になる人が増えるほど、国のお財布は厳しくなっていくのです。

 

さあ、ここからみなさんに大きく関係するかもしれません。

では、国(政府)はどういうことを考え始めるでしょうか??

人口が減る、けど高齢者は増える。働き手が足りない。。。。

 

いま働いていない人に、働いてもらおうと考えるのです。

例えば、専業主婦だったり、パートをしている方にもっと働いてもらおうと考えるわけです。

2018年から配偶者控除(ざっくり説明すると、専業主婦やパートといった稼ぎの少ない方がいる場合は、バリバリ働く旦那さん(orバリバリ働く嫁)の税金ちょっと優遇しますよというものです。)の基準が変わりました。

詳しいことをいうと難しくなるので、割愛しますが、大きな目的は、「税金を増やす」ということにほかなりません。

もし、国が配偶者控除自体を見直したいとなった場合、専業主婦のメリットが減ります。

また、正直なところ男性にお金を稼いでもらうことも難しくなっていきます。

なぜなら、日本の人口が減る=企業の業績が悪くなる=収入が上がりずらい

といった状況になるためです。

これまでは、右肩上がりに日本経済が成長していて、年齢を重ねれば勝手に給与が上がる仕組みでした。しかもお金を銀行に預けておけば勝手に数千万円増えてるなんてこともありました。(どこかでバブっていた日本の姿を記事にしようと思います)ほんとそんな時代に生きたかったですよね。。。

話が長くなるので、まとめると社会の変化が起きています。

高齢者が増えると、税金がもっと必要になる。しかし、若い人が減っているから、税金が減ってしまう。だから、国は女性をもっと働かせようとしてくる。そもそもパートナーの給与が上がることも難しいので旦那さんの給与に頼るのはリスクが高い。

テクノロジーの変化

ここまで、暗い話ばかりでしたが、ここから良い話です。

テクノロジーの進化は、みなさんを働き方を変えます!!!

最近、AI(人工知能)に仕事を取られて、仕事がなくなるといった議論がありますが、

保育士の仕事は絶対になくなりません。なぜなら、機械は正解のあることしかできないからです。

子供たちは、大人が理解のしにくい行動をおこしますよね。この行動は機械では理解できないのです。

保育士・看護師・介護士といった職種は、医師や弁護士に比べて残る可能性が高いといわれています。医師や弁護士は過去の事例を見ながら、最も良い対処法を実践しています。これは、機械でもできます。しかし、人の心をケアする職種は正解もないし、人によって対処法が変わるので、機械が不得意な領域なんです。

なので、保育士はこれからとても重宝される職種です。もしかしたら、医師では稼げないから保育士になるといった人が出る世の中になるかもしれません(本当にそんな時代がきてほしい)

さて、保育士は、AIに仕事を奪われません。

さらに、テクノロジーは保育士の皆さんに力を与えてくれます。

みなさんは、Twitter,Instagramをやっていますか?

今までは不特定多数の人に自分をアピールすることなんて不可能でした。顔の知った友達と電話する・メールする。これは閉じられた社会です。

しかし、インターネットが普及して、どんどん個人を不特定多数の人に知ってもらえるような時代がきました。例えば、ブロガーさん、ユーチューバーさんとか。

みなさんに、ユーチューバーになることをお勧めしているわけではありません。でもユーチューバーになろうと思えば、iphoneひとつでできるのです。やると決めるかどうかです。

 

少し話が脱線してきたので、話を戻します。

これまで2つの変化をお伝えしてきました。

・平均寿命の変化

・社会の変化

この2つは、確実に起こる未来(もしくは起こっている現実)です。

人生90年まで生きとして、老後の貯金はためられますか?

専業主婦だとして、旦那のお小遣いを切り詰めますか?

そもそも、女性が働くように、国が仕向けてきます。男性だけの稼ぎには期待できません。

 

では、おばあちゃんになるまで、保育士をやり続けますか?

パワーあふれる子供をおばあちゃんになっても保育養護できますか?

 

おそらく、皆さんの頭の中には、こういったライフプランが頭の片隅にあった方も多いと思います。

学校卒業→保育士→寿退社→出産→パート→老後

これまでお伝えしてきたように、現実はこんなうまくいきません。今は順調でも、未来を見通してみると、崩壊のリスクはとても高いです。

 

いま何もしなければ、未来は変わりません。これから少しずつ備えてみませんか。

 

次回は、人生マルチステージ化と必要な資産についてお伝えします。

明日もお楽しみに。

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